「おでん」を作りました
福岡はきょう日中も十度前後の気温で本当に寒すぎるのでおでんを作りました。
おでん。九州ではあご出汁(飛魚を干した焼きあごでとった出汁)を使うことが多く、私もいつもあご出汁を使うのだけど急に思い立ったので今回は昆布出汁で。※焼きあごは一晩水に浸けておいて使うのが基本。
おでんね。めめりもさんはおでん大好きです。うちで作る場合はだいたい具材を最低限まで絞ります。定番なのは大根、たまご、牛筋のみ。たまに厚揚げとかこんにゃくを入れたり。練り物を入れると収集がつかなくなるのであまり入れない。
きょうは大根、たまご、スペアリブで作りました。近所に牛筋が売っていないんだよな。スペアリブは鹿児島のおでんにはよく入ってます。ばあちゃんが作るおでんにはスペアリブが入っているんだよ。
土鍋じゃなくて、ストウブに昆布出汁をとって大根とたまごとスペアリブをぶち込んだところでめめりもさんは思いました。
こいつらおでんなのか!?おでんの定義とは、おでんとはいったいなんなんだろう...
早速文明の利器インターネットで調べると
出汁を醤油などで味付けしたつゆに、大根、ちくわ、コンニャク、ゆで卵、厚揚げ豆腐など、さまざまなおでん種(おでんだね: 単に種(たね)とも言う)を入れて煮込んだ料理である。おでん種、つけだれの種類は地域や家庭によって異なる。(おでん - Wikipedia)
とのこと。
ああ、べつにこの鍋でこの出汁でこの具材が入ってるからおでんというものでもないのね。ストウブの中でくつくついってる大根とたまごとスペアリブを眺めながら思う。安心しろ、お前らは立派なおでんだ。
寒い日におでんを仕込んで、くつくついうのを眺めるのは最高に幸せだな。めめりもさんは煮込み料理が大好きなの。仕込んでくつくついわせてる時間がなにより好き。
さて。
芋焼酎のお湯割りと一緒にいただきます。幸福の権化かよ。
...あれ。からしがないぞ!からしが!明日買ってこよ。