休息

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だらだらが許される時間を手に入れてしまった、その名も「産休」である。


産休だって!私の人生に産休なんてものが挟み込まれることがあるんだって未だに笑ってしまうときがある。産休だってさ。つまりいまこのお腹の中でキックパンチを繰り返す子を産むためにお仕事のお休みをいただくわけです。


昨日、7月2日に仕事を納めて今日から産休を駆け抜けることになるわけだけど、正直現時点では「え?明日も休み?明後日も?休み?マジ?」という具合で産休を満喫できているとは言い難い。今日は普段の休日と変わらず掃除、洗濯をして、カポナータを仕込み、パンを焼いた。明日なんしよ?正直やることがない。まあ産休初心者だから仕方ないよね。きっと産休をモノにする前に子は産まれ、あれよあれよという間に育休の1年も過ぎてゆくのであろう未来が、こう、ありありと見える。別に「何も気にせず休んでくれ!これはご褒美だよ!」っていうタイプのお休みではないんだしわかってるよそんなの。ただただ、労働をするにはあまりにも過酷な状況にいま私の身体の中はね、なっているから休まざるを得ないのよね。内臓めちゃくちゃやで。妊婦やってのけてることを褒めて欲しいね。妊婦様と讃えて欲しいね。世界中でそんなことしてくれるの、旦那さんだけだよ。あ〜〜〜いい旦那さんもらった。いい人生だ。
そもそも産休はだらだらゴロゴロするためにあるようなものなので「やることがない」なんておろおろする必要などないのだ!堂々とだらだらゴロゴロしてやれば良い。これまで私の人生にこんな瞬間があっただろうか…1年以上働かないなんて、精神病院の閉鎖病棟に入院していたとき以来では!?尊い尊いよ…
いくら働かなくて良いといっても閉鎖病棟じゃあ精々庭のモルモットを追いかけるくらいしかやることがなく、年配の看護師にストレスをぶつけられるしやかんのお茶を飲み過ぎただけで怒られるし、それを思うと今マジで尊い時間を得ていると思う。つかの間の休息。
心置きなくだらだらゴロゴロしてる間にも圧迫される内臓。お腹はすくが決して食べ過ぎてはいけない。水分も取り過ぎてはいけない、しかし適度に補給してね…運動も適度にね…でも動き過ぎてはダメよ…
アーーー難しい!妊婦難しいよ!しかしそれすら尊い〜〜!


ところでこんなこと(妊娠出産)でもないと福岡に長期的に帰ることなんてまずないので1週間後には里帰りの予定で、旦那さんは「友達にたくさん会っておいでね!」と言ってくれてそれに対して私は「もともと友達少ないうえに福岡出ちゃった子多いしそんな会う人いないよ」と言っていたんだけど県外から会いに来てくれる子が数人いるようでうわあ!私愛されてる〜って思いました。愛されてるね〜、私。


ということで基本的に努めてゴロゴロする期のはじまりですよ。いいですね。