「淵の王」舞城王太郎
うちの部屋の窓から見える紫陽花。毎年咲くのが楽しみ。美しい。
舞城王太郎の新刊「淵の王」を読みました。
はい舞城。はいはい舞城舞城。
私。舞城王太郎が大好きなんですよね〜〜〜。
ってことで舞城王太郎の新刊読んだ、感想としては「舞城!!」って感じだ。
舞城王太郎の作品を読んだことない人からしたらなんやねんそれ!!!それなんやねん!!!だと思うのだけどだいたい舞城の作品読んだ後は「舞城!!」って感じなのよ。まああんまり書くとネタバレにもなるし。ネタバレもなんも無いんやけどさ。
私が舞城作品を初めて読んだのは、「世界は密室でできている。」だったな。
密室が大好物のめめりもさん(本格ミステリが大好き。)はまさに完全にタイトル買いだったんだけど、衝撃を受ける。え?なにこれ...
ミステリ?え〜?って人にも読んで欲しい。是非とも。まあ単純に私が好きだから読ん欲しいなー。最近、「本をもりもり読むよ!」みたいな人と出会わないのですこし寂しい。
とか言って私もずっと本を読んでいなくて買うけどそのまま置きっぱなしとか読みかけで置いたまま(短編集はこうなりがち)とかだったのを「淵の王」はさっくりと壊してくれたのでした。「淵の王」を読み終わったので読みかけだった「キミトピア」(これも舞城王太郎)をしゃしゃしゃしゃ!と読み終わって、こちらは買ったまま手をつけていなかった山田詠美の「賢者の愛」を読み始めたよ。
読書は楽しい。本なんて一生かかっても全部は読めないのだから読めるぶんだけでも読むべきなのだ。って気持ちを思い出した。
ので、これを期にまたざくざくと本を読もうと思う。有り難いことにこの家には未読の小説がやまほどある。でもどうせ読み切らんうちにまた新しいの買って来るんやろうな〜。終わらない読書地獄。どんとこい。